12月定例会で、「消費税インボイス制度の実施中止を求める意見書」の提出についての請願書が13日の総務常任委員会では採択されましたが、16日の本会議で反対多数のため、不採択となりました。
反対意見としては、消費税納税の透明化・公平性のためには必要であるので、緩和等の意見なら分かるが中止については反対。経過措置もあり、その中でメリット、デメリット、問題点、課題を整理すべきとの意見でした。
賛成意見としては、インボイス制度の理解が深まっていないこと、事務負担の増加、物価高騰やコロナウイルスの影響、消費税についての認識の違い、赤字でも納めなければならず納めたくても納めれない方がいることとの意見でした。
中止についての意見書は不採択となりましたが、「インボイス制度の実施に当たってに意見書」が、3名の方より提出がありました。
その後、3名の議員から賛成討論がありました。
「インボイス制度を契機に免税事業者が取引を打ち切られたり、廃業に追い込まれないよう特段の対策を講ずること」、特段の対策には中止や延期も求めていきたい。意見書に不満はあるが賛成。
独占禁止法、下請法違反がないよう国が責任をもつべき。
インボイス制度の周知不十分。中止の意見書は否決されたが、インボイス制度についてはなんらかの思いを国会にあげていくべき。
反対討論はなく、採択されました。
インボイス制度を勉強していると、消費税について、自分が全然分かってなかったことがよく分かりました。
参考に分かりやすかったYouTubeのURLを貼っておきますので、ぜひ皆さんもご覧ください。
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