先日、1期生議員で、尾原ダムに視察研修に行ってきました!
ご説明くださったのは、尾原ダムの管理支所長の河口さん。
知らなかったことがたくさんあり、勉強になりました。
外から見学(寒い~~)
ありがとうございました!!!!!
尾原ダムは平成24年に完成したので、来年度10周年を迎えます(^o^) コロナがおさまっていることを祈るばかりです。
【尾原ダムの3つの目的】 ①洪水調節 100年に一回の確率で発生する雨に対応出来るようつくられた。(2,500m3/sに耐えれる) 斐伊川の洪水のピークを低減し、斐伊川下流部の洪水を低減する。
②河川環境の保全 ダム下流で利用されている用水の安定供給。 河川に生息・生育する動物・植物の保護。
③水道用水の供給 水不足が慢性化している島根県東部地域の3市(雲南市・出雲市・松江市)に、1日最大38,000m3の水道水を供給できる。
【7月豪雨災害対応について】 7月12日は、急に水の量が増えたため、最初が大変だった。 最大298m3/sの水がダムに入ってきた。 このときのダムからの放流が約155m3/sであった。 ダムの中の水が1.8m上昇。 尾原ダムがあるおかげで、斐伊川の木次地点(簸上橋下流約100m)で 32㎝の水位低減ができたと推定される。
7月の雨の時より8月の時の方が尾原ダムに入ってきた水の量は多い。 420m3/sの水が入ってきた。 この時は、斐伊川の木次地点で17㎝の水位低減ができたと推定される。 湯村温泉のあたりがネックで、ダムからの放流量が300m3/sを超えると 道路が冠水するおそれがある。 8月の雨の時は、国交省と連携して、雲南市長の要請で初めて特別防災操作を適用した。 特別防災操作とは、ダム下流の更なる被害軽減を⾏うため、気象予測を活⽤し、ダムの空き容量を可能な限り有効活⽤し、放流量を通常よりも減じる操作。
【ダムの魅力・楽しみ方をご紹介 エンジョイ!ダム】 https://www.cgr.mlit.go.jp/izumokasen/enjoy-dam/dam-obara/ 【川の防水情報】 https://www.river.go.jp/index
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