top of page
執筆者の写真たがのりか

令和4年12月議会一般質問報告

令和4年12月議会の一般質問では、「子育て支援センターについて」「ハラスメントについて」「情報保障について」の3項目について質問しました!


1. 子育て支援センターについて

令和3年12月議会から、斐伊保育所の5歳児部屋が狭く改善が必要ということで話し合いを重ねてきました。


【今までの経過】
令和3年12月16日 教育民生常任委員会 
・木次子育て支援センターの施設の移転を検討中と説明ある
令和4年3月14日 教育民生常任委員会 
・木次子育て支援センターの移転・統合について説明ある
→(案)三刀屋子育て支援センターへの移転・統合
委員会後
・約330名の署名、市長に要望がある
・意見交換会・アンケート調査
令和4年6月17日 教育民生常任委員会 
・斐伊保育所の保育環境の改善等について
   →集約した意見の結果のお知らせがある
令和4年8月17日 教育民生常任委員会
・今後のスケジュールのお知らせ
令和4年9月12日 教育民生常任委員会
・増築の場合と移転・新築の場合の比較表で説明ある
令和4年11月14日 教育民生常任委員会
・移転・新築の方向で説明がある
・子育て支援センター職員と保育所職員の配置換えについて

 2億をかけての新築。しっかりと設計についても現場の声を反映させてほしい。


 市長

 現行の施設・機能を前提としながらではあるが、職員や利用者の方の意見をふまえて検討したい。


 子ども政策局と健康福祉部の連携をすすめていくのか。子育て支援センターの中にだっこ♪の部屋があると連携しやすいのでは。


 市長

 子育て支援センターと母子包括支援センターだっこ♪との相談機能の連携は大変重要。情報共有できる体制をとっていく。子育て支援センターへのだっこ♪の機能はいまのところ考えていない。


 ハード面より大事なのがソフト面。子育て支援センターの職員と保育所の職員は役割が違う。配置換えがあることは効果的なのか。


 子ども政策局長

 異なる職場、異なる立場の方との交流をもつことで新たな知見を得られ、業務にいかせることを期待する。


 配置換えのメリットはあるとは思うが、時期については考える必要がある。きちんと人材育成することが大切では。保育所と子育て支援センターの保育士で一定期間職場体験するような人材育成の方法もあると思うがいかがか。


 様々な人材育成を試みることは重要。


2. ハラスメントについて

令和2年12月議会一般質問でハラスメントについての質問をした。


 ハラスメント対策の2年間の取り組みの成果についてうかがう。


 政策企画部長

 地域自主組織のハラスメント予防対策については自主組織の持続性の確保という観点からも重要。また法改正により、ハラスメント防止対策が義務化された。全ての自主組織でハラスメント防止宣言、就業規則等の改正を行い、相談窓口や苦情対応の仕組み、体制等について取り組まれている。


 いまだ改善されていない声が入ってきている。匿名のアンケート調査や環境アセスメントが必要ではないか。


 政策企画部長

アンケート調査は自ら振り返って考える機会となり、研修への活用という点でも効果的。働きやすい職場づくりのために、職場環境の定期的なチェックは大変重要。


 自主組織だけではない。市の委託している事業所からも声がある。そこでもアンケート調査や環境アセスメントは必要では。

 市長

そうしたアンケート調査はまずは雇用主、各事業所がすべきもの。ただ、効果などの周知により、取り組みが広がっていくことを期待する。


 ハラスメント防止についてあきらめないと宣言できるか。


 市長

 ハラスメント対策をはじめとする人権を尊重する社会の実現は、若者や女性のU・Iターンや定住を促進し、人口の社会増を目指す市として最も重要なことの一つ。男女共同参画都市宣言の中では、ハラスメントによる人権侵害はしません、許しませんとうたっている。改めてその宣言内容の実現を誓うとともに、市民のみなさんにご協力をお願いする。


3. 情報保障について
 情報保障とは、情報収集をすることが難しい方たちに対して、代替手段を使って情報を提供するこ  と。特に「聴覚障がい」について、手話通訳や字幕などをつける要約筆記を利用して、ろう者・難聴者・中途失聴者と聴者を相互につなぎ、その場にいる全ての方たちが同じ情報を共有できる状態にすることを指す。
 聴覚障がい者のうち、手話ができる方はごくわずかだが、聴覚障害=手話のイメージが強く、手話付きのみの講演の方が多いと聞く。要約筆記が増えることで、情報不足に苦しんでおられる難聴者、中途失聴者は元より、加齢によって聞こえにくくなった高齢者の皆さんも情報が得られるようになると思う。これは、人権を守ることにもつながる。

 市が実施主体となる講演会やイベントなどでの要約筆記の実績は。


 健康福祉部長

 近年の実績としては、うんなんヒューマンライツ・フェスタと雲南市総合社会福祉大会の2つのみ。


 松江市や出雲市では成人式や福祉部局が企画した講演会にも実績があるときく。少しずつでも要約筆記をつける機会を増やせないか。


 健康福祉部長

 増やして行く必要がある。託児サービスなどが広まったように、要約筆記もイベント企画をする際の大切な確認項目となるよう取り組みをすすめていく。


 市でも必要性を理解してもらい、教育現場でも紹介してもらいたい。またまずは広く知ってもらうためにも多くの現場で要約筆記をつけることが広報の近道だと思うがいかがか。


 健康福祉部長

 広報の大切さは考えていかないといけない。要約筆記の派遣は雲南広域福祉会に委託している。要約筆記サークル「みとやだんだん」さんが要約筆記の普及、聴覚障がい者の福祉増進のため活動されている。雲南広域福祉会、要約筆記サークルのみなさんとも協議しながら要約筆記が広まるよう進めていきたい。



#一般質問

#令和4年

#12月議会

#子育て支援センター

#ハラスメント

#情報保障

#要約筆記


Comments


記事: Blog2_Post
bottom of page